アメリカ移民ビザの渡航前検診についての情報をお探しでしょうか。
アメリカ移民ビザの申請中・申請予定の方にご参考になるよう、大使館でのビザ面接前に受ける事になる健康診断について記録しました。
いつ何を用意して、いつ頃受ければ良いか、検診ではどんなことをやるか、わかります。ご参考になれば幸いです。
アメリカビザ渡航前検診とは
移民ビザの場合になりますが、国務省のサイトImmigrant Visa Process に記載の Step 10 Interview preparation の内容の通り、アメリカ大使館でのビザ面接の準備として行うものです。アメリカ入国するにあたり、ワクチンの要件を満たしているかどうかなどが確認されます。
いつ頃受けるのが良いの?
面接の日時が確定した旨のメールをNational Visa Center (NVC) から受領した後が適切です。電話で予約できます。私は芝公園は東京タワーの真横にある Tokyo Medical and Surgical Clinic で受けました。
NVCからの面接確約メールのサンプルは以下をご参考ください。このメールの下の方には大使館での面接日時が記載されていますので、そこから最低でも1週間以上は前に検診を済ませるような計画が望ましいです。
アメリカビザ渡航前健診の事前にやっておくべき事
母子手帳の入手
自分の出生後の予防接種の記録がある母子手帳を入手しておくと良いでしょう。後述しますが、渡航健診時にクリニックのスタッフがこの母子手帳を参照して、予防接種記録に転記して下さいます。
抗体検査
抗体検査をやっておくと良いでしょう。それにより、健診当日に追加で打つべき予防接種が明確にわかるからです。
私は健診の10日前に抗体検査の為かかりつけの内科にて血液採取してもらい、6日前に結果を受け取りました。
抗体検査の結果を貰って来た。おたふく/麻疹/風疹/水疱瘡がセットで受けられるもの(8,910円)。母子手帳に5歳の頃ワクチン接種受けた記録ある麻疹は、抗体価がやや低くなっており、渡航前検診の病院で判断をしてもらうことにする。
他の3種の抗体価は免疫ありと見なされるものだった#アメリカ移民準備 https://t.co/87mWI1flW1 pic.twitter.com/xeltNULWko— ゆーりゃ@ 🇺🇸🇯🇵Self-Taught Programmer🔥🔥🔥 (@yula_2020_jp) July 22, 2020
アメリカビザ健診で受ける科目
芝公園は東京タワーの麓にあるクリニックにて健診を受けた時のツイートはこちらです。
東京タワー🗼の麓に🇺🇸ビザ渡航前検診に行ってきました。建物内は日本の病院感は無く、doctor’s officeという雰囲気。
母子手帳と先日の抗体検査結果を追加提示して、打たれたワクチンはTdapのみ。費用44k¥。
裸になる検査はありませんでした。#アメリカ移民準備 pic.twitter.com/f5KgNV3s2e— ゆーりゃ@ 🇺🇸🇯🇵Self-Taught Programmer🔥🔥🔥 (@yula_2020_jp) July 28, 2020
受付
2F受付にて、以下を提出しました。
- パスポート原本
- 郵送でNVCから届いたケースナンバー入りのお手紙 (Case Number Letter)
- 母子手帳
- 事前に受けておいた抗体検査(おたふく、水ぼうそう、麻疹、風疹)の結果
E-medical に対応するとのことで、その場でデジカメで写真を撮られました。E-medical とは、電子的に検診結果をクリニックから大使館へ送信する一連のステップです。そのため、検診結果を紙で受け取ったり、大使館に持参する必要はありません。
生まれた場所(県、市まで必要)、渡米後住む予定の場所、病歴、などについての問診票に記入しました。
コンタクトレンズはした状態で行きました。検眼はつけたまま機械で行い、外す必要はありませんでした。
身長・体重・血圧測定・視力検査
最初は検尿・採血の12番のお部屋に行くように受付の方に支持されましたが、担当スタッフが席を外しているとのことで、先にこちらに案内されました。
この場で予防接種履歴について、看護師さんが母子手帳や抗体検査の結果を見ながらデータ入力をされていました。足りなさそうなワクチンは一本だけと言われました。
検尿・採血
検体を入れる紙コップを渡され、トイレで採尿、検査をするお部屋に持っていき、採血も同じ場所でされました。
レントゲン撮影
狭いお部屋へ呼ばれ、ワンピースを着ていた私は「着てるのはワンピースね?」と言われ、検査技師よりベルトを渡されました。上半身を出すから、下半身を隠す為、と理解しワンピをベルトで下半身にくくり付けてエプロン風にして下半身を隠しました。
医師の診察
病歴について聞かれました。あとはお腹の音とお口周りの診察でした。
ワクチン接種
Tdap (破傷風・ジフテリア・百日咳)を打たれました。
お会計
すべて実費で明細は健診25,000円、検尿4,000円、ワクチン11,000円で税金10%を加算して、合計44,000円現金で支払いました。
健診結果についてのメールを受領
健診を受けてから6日後、クリニックより、健診2日後に健診結果をクリニックより移民局へ直接送付の旨、pdfフォーマットでのワクチン接種記録と共に連絡が来ました。
#アメリカ移民準備 ビザ面接前の検診から三日後にクリニックから大使館へ直接結果レポートを送信した旨、クリニックからメール連絡を受けました。
ワクチン履歴のレポートについては私に提供され1ページ目のサンプルがこれ。このような電子的な共有システムのことをe-Medicalと呼んでいるそう。 https://t.co/gVNQaaKIXK pic.twitter.com/UVAmVsqVbQ— ゆーりゃ@ 🇺🇸🇯🇵Self-Taught Programmer🔥🔥🔥 (@yula_2020_jp) August 3, 2020
もしも健診内容で引っかかった場合は移民局への連絡の前に受診者にその旨連絡が来るようです。



ビザ健診の後は、大使館でのビザ面接まで書類準備です