お金を運用で増やす事について、私は知識がゼロです。そんな完全初心者の目線で投資の超初心者向け入門書をレビューしました。
お金を増やす事に関心はあるけど、運用については初心者。たんす貯金でお金を眠らせていないで、少し運用する事を学んでみたいかも!と言う方へのおすすめ記事です。

私はこの本を読んで早速、ネット証券会社に
口座開設の申し込みをしてみました!
この本を読んだきっかけ
アメリカ移住計画の中でアメリカの文化や慣習について色々と調べる中で、日本人とアメリカ人資産形成の方法の違いについて、ざっくりと以下のような違いがあると知りました。
- 日本人は貯蓄で資産形成
- アメリカ人は資産運用する事でお金を増やす
私はアメリカ的な資産形成の方法を学んで身に付けたいので、投資についてまず学びたく、初心者向けの本を探したのがきっかけです。
この本について
2015年11月11日付けで発行された本です。kindleunlimitedのコンテンツに入っていましたので、お試し期間中に読んでみました。
読了までには2Hほどかかりました。
「お金のド素人」の「僕」が「お金のプロ」に対話形式でお金の増やし方を教わる設定となっています。
この本の良いところは、目線が「お金のど素人」なため、初心者にはとてもわかりやすい構成となっているところです。
アマゾンへのリンク:
価格:
Kindle版
¥1,289 または、
¥ 0 (kindleunlimited加入の場合)
この本の要約・まとめ
私が拾った部分をまとめてみます。
おすすめ投資信託
素人が手を出すべき金融商品は「インデックスファンド」
- 上場インデックスファンドTOPIX(国内株式の投資信託)
⇨これを買うことの意味は、東証一部に上場している全ての会社の株を少しずつ持つことと同意 - ニッセイ外国株式インデックスファンド(海外株式の投資信託)
⇨これを買うことの意味は、アップルなど先進国の主要な会社の株を少しずつ持つことと同意
上記投資信託「インデックスファンド」と連動している指標
- TOPIX(東証株価指数)
- MSCIコクサイインデックス
✔︎ 指標に連動して機械的に運用されるため費用が安い
一方、対するアクティブファンドはプロではあるけど人が選んでいるので費用が高い
✔︎ 過去の実績ではインデックスファンドの平均がアクティブファンドを上回ったことがほとんど無い
日経平均とTOPIXの違い
日経平均
東証一部上場の225銘柄の株価を単純に平均したもの
TOPIX
東証一部に上場している全ての会社(1800以上)の株価を加重平均したもの
TOPIXの方がバランスが良いと覚えておくこと
家は買うべきか?保険は?
家は買わなくて良い。
保険も不要。保険に入ったと思って運用に回す。
何かあれば貯蓄から使う。
そして、お金を増やすために、押さえておくべき金融商品は個人向け国債と投資信託の2つだけ。
お得な確定拠出年金とは
主に自営業向けの個人型と、会社員向けの企業型がある。
・NISAと同じく儲かった分は非課税
・60歳まで原則下ろせない
確定拠出年金「企業型」の運用方法
最後に・最強の保険とは
働く気力とスキルさえあれば大抵のことは何とかなる。
そういう意味でも、これからの時代、どんな状況になっても働くすべを持っていることは最強の保険になる。
やること
ステップ①
自分の今の貯金から、当面の生活費を除いた上で、以下の2つに分ける
- 絶対減って欲しく無い「安全資産(A)」
- 増えるかもしれないし減るかもしれない「運用資産(B)」
リスク運用資産(B)は年平均5%くらいプラスになるが、最悪1年で1/3になる可能性がある
⇨当面の生活費 50万円
⇨安全資産(A) 250万円
⇨リスク運用資産(B) 200万円
ステップ②
ネットの証券会社に口座を開く。SBI証券、楽天証券など
ステップ③
安全資産(A)で個人向け国債「変動10年型」を買う
ステップ④
NISAに口座を開く
ステップ⑤
リスク運用資産(B)で投資信託の以下を半分ずつ買う
- 上場インデックスファンドTOPIX(国内株式の投資信託)
- ニッセイ外国株式インデックスファンド(海外株式の投資信託)
この際、100万円分はNISA口座を使い、残りは証券会社の普通口座で買う
ステップ⑥
利用できる人は確定拠出年金に加入して上限まで使う



まとめが参考になれば嬉しいです。
詳しくは、是非本書を読まれてみてください。
(※私は関係者ではありません)